熱性けいれんで入院生活 4月生まれの二人目入院ポート 熱性けいれんを起こし救急車で運ばれました
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熱性けいれん 救急車編 2010年7月15日 1歳2ヶ月


 7月15日木曜日、朝5時頃気が付いたらみくちゃんが熱い。38度5分。日曜日から熱を出したれっくんのがうつったんだろうなって。でも寝ているし特に何もせず。朝元気もあったし、以前もらった風邪薬を飲ませた。れっくんを保育園に送っていく時点で眠そうだったので10時前から寝かせた。病院どうしようかなと思ったけど、眠れるなら眠らせておいた方がいいなって思って、夕方にでも行こうかなと。れっくんは薬がなかったので病院に行ったけど、熱の時は同じ薬を出されるし、みくちゃんは薬が残っているから急がなくてもいいかなって。

 11時25分頃、泣いて起きたので抱っこしたら、なんだか様子が変。はきそうな感じ。背中さすったりしてあげたけど、お茶も飲まないし、反応がいまいち良くない。体もかなり熱かったので、熱が高いなーって思ったけど、この時間だともう夕方の予約になるなーって思いつつ抱っこしていたら、急にビクンって体が動いた。

 これはやばいと思って、救急車を呼ぶことに。119番って何番だっけ?とか、れっくんどうしようとか、だんなさまに連絡しなきゃとか、一瞬にいろんなことを考えたけど、結構冷静に住所とかを伝えてた。何度もビクンビクンするし、抱っこしている私の腕にもたれるように上を向いて白目向いたみくちゃんにびっくりしながら呼びかけも。

 電話がつながったままなので、「みくちゃん!!」って叫ぶわけにもいかず、大声だしたら冷静じゃいられない気がしたし、心細かったのもある電話でしゃべるのと同じトーンで「みくちゃん」って呼んでた。「もう救急車は出たからねー。北側からいけばいい?東側から?」なんて私の一番苦手な方角を聞かれ、それどころじゃないと思いつつ、えーっとうちは南向きだから・・、北!北!!って。

 みくちゃんはみたことのない顔で、すごい形相なの。もう二度と見たくないわ。

 「どうすればいいですか?」って聞いたら、「薄着にするんだけどねー」って。口調もゆったりで、話しかけられるような感じ。一刻を争う自体ではないとわかっていて、私がパニックにならないようにだと頭でわかっていても、それだけ??Tシャツ1枚だしって。けいれんが止まったらみくちゃん顔色がものすごく悪くて、唇真っ青。えー息してない!!って思って「唇真っ青になったんですけど、みくちゃん、みくちゃん」って電話もしつつ呼びかけも。息をしているか、背中を触ったりして確認しようと思ったけど、息しているかわからない・・。

 もう本当に死んじゃうかと思った。頭真っ白というより、いろんな事が走馬燈の様によぎったわ。

 「呼吸がしやすいようにして」って言われて「縦抱きしてます」なんて答えているうちに唇の色が少し戻ってきたので、ちょっと安心して電話を切ってまだ救急車の音が聞こえない。だんなさまに電話したけど、出なかったのでそのまま。ぐったりしているみくちゃんを抱っこしたままエアコン消して、保険証とか入れている母子手帳のケースと朝飲ませた薬を持って外に出て、あーオムツいるかなって戻って1枚だけオムツを。お茶とか持っていけばよかったんだけど、抱っこしていてあれこれ持てずすっかり忘れちゃった。救急車も到着して、救急隊の人が降りてきてくれたけど、抱っこしたまま救急車へ。

 みくちゃんはぼーっとしたまま反応せず。救急車の中で寝かせても泣かない。名前や住所を書かされて、けいれんが初めてかとか、時間はどのくらいだったかとか聞かれ、やっぱり救急車ってすぐに出ないのねって実感。「市民病院ですか?」「市民病院でいいよ」なんて会話してた。救急隊の呼びかけにも応じず、目がうつろ。「この子呼ばれると振り向きますか?」って聞かれて私が呼びかけても振り向かなくてもうどうしようって。診察券があるか聞かれ、この前けがをした時にかかったものを出すと、やっと市民病院に連絡して診察券番号とかも伝え、「目がちょっとレベル1−1かな」って。何それ?レベルって??悪いってこと?って心配だったけど、怖くて聞けず。

 みくちゃんは救急隊の人がつけているネームプレートがちょうど目の高さにあって、それを触っていた。あー目は見えてるのねってちょっと安心したけど、人見知りもしないし、泣かないし。「人見知りもしないし泣かないのはわかってないんですか?」って聞いたら「まだ目がちょっとはっきりしてないね」って。

 気が付いたら救急車サイレン鳴らして走ってるわって。救急車の中はすごく静かだった。というより私がほかの事に気が付かなかっただけかも。こっちを見ても目が合わないし、ベッドで寝ていて、私は足元にいたので、手をにぎるくらいしかできなくて、すごい長い時間に感じた。

 病院に着いて私が抱っこで救急車を降り、そのまま小児科に行く様に言われ、救急隊の人が連れていってくれた。そしてベッドに寝かせたらやっと泣き出した。熱を測ったら38度9分。時計を見たら11時45分。119番は、固定電話でかけたので、何時にかけたのかわからないんだけど、救急隊の人が救急車の中で「入電何時だった?」なんて確認してて、29分ですって言っていたので、11時29分って事がわかったんだけど、15分後には病院にいたことに。たった15分がとても長く感じたわ。

 点滴等処置しますから、点滴室で待っていてくださいって言われて、部屋を出されそこから15分、ずっと泣き叫ぶみくちゃんの声を聞きながら待たされた。救急車呼んでる時とかは、私しかいないし、泣いているひまがなかったけど、一人で待たされている間は泣きそうだった。でも他に点滴をしている親子が何組かいたので、じーっと我慢。やっと点滴をつながれたみくちゃんを抱っこして一安心。でもその後1時間泣き続けた。押さえつけられた事で泣いているのか、私の事わからず泣いているのか、すごく不安。1時間後泣き疲れて寝てしまった。

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 点滴はこんな感じに。利き手を聞かれて、最近左利きが濃厚だったので右手に点滴。入院中、左手だけで上手に生活できてた。左手を固定してもらって、右手の訓練させればよかったかなとも思ったけど、ストレスたまるのもかわいそうだし。

 最初に見てくれた先生が来て、説明してくれたんだけど、なんかいまいちはっきりしなくて不安。でもたいしたことない言い方で、点滴終わったら帰れるなって印象だった。血液検査の結果待ちもあったし、点滴がまだまだ終わらなそうだったけど、れっくんのお迎えにはなんとか間に合うかなと。

 そしたら別の先生が来て、血液検査は異常なかったことを教えてくれて、もう一度最初から話してくださいって。左右対称で体を縮めて手をグーにするけいれんは大丈夫みたい。でも私抱っこしていたから、体を縮めたか、手をグーにしていたかはっきり覚えていない。息しているかわからなくて顔ばかり見ていたし。機嫌が悪い時は大体反るけど、そういう感じではなかったから縮まっていたと思うけど。何分くらいって聞かれても、時間はチェックしていないし。でも電話している間だけだったから、たぶん1分もなかったと思う。熱性けいれんとも違う気がするし、またけいれんを起こす可能性もあるので、連休中病院にいてくださいとのこと。なんとなく入院になる気はしていたけど、最初の先生はそんな感じではなく、なんだっだろうってちょっと疑問。

 私自身も2回やっていることは知っていたけど、遺伝するのは知らず、そうだったのねって。その話も親から何回か聞いていて、1回目は救急車を呼んだら、救急隊に救急車呼ばなくていいよって言われ、2回目は自分で病院に連れて行ったけど、その後友達の子供がなったとき、救急車呼んだ方がいいよと先生に言われたとのこと。なので私も先生にまたなったら救急車呼んだ方がいいか聞いたら、そのときの状況によるって。

 帰ってきてからネットで調べたら経験談がいっぱいあって、同じ様な症状も。5分くらいのけいれんなら様子を見ていて大丈夫だし、おさまってから病院に行けばよくて、熱性けいれんの場合、特に後遺症もないということを知識として知っていても、実際みたら5分でおさまるからといって待ってられない。5分待っておさまらなかったら後悔しそうだし。

 結果論としては救急車呼ばなくてもよかったのかもしれないけど、でもあの顔を見たらやっぱり救急車って思ってしまうわ。意識が戻って泣き出したのは15分後くらいだけど、ちゃんともとのみくちゃんに戻ったなって思ったのは、半日くらい経ってからだった。バイバイとか、ハーイとかできることをさせても熱もあって機嫌が悪いからかやってくれないし。言葉が話せないうちはそういう判断も難しいわ。



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