クループ症候群入院レポート 4月生まれの二人目 大垣市民病院に5泊しました
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クループ症候群で入院編 2010年9月24日から29日


 入院するのにも待たされて救急外来で4時間ほど過ごしやっと病室へ。みくちゃんはずっと寝たままで、寝ていたので家にいただんなさまに付き添いを変わってもらい私は一度帰って入院準備をしたり、またれっくんをAちゃんやKちゃんにお願いして、れっくんを起こし説明。すごい不安そうな顔をして泣いたので、私も泣けてきたけど、今までに何回もみくちゃんが入院した時の事を話していたし、いつかまたこんな日が来るんじゃないかと思っていたとこもあったし、がんばるって。

 8時前に病院へ戻ったらちょうどみくちゃんが起きたんだけど、すごく体が熱いし、せきがさらにひどくなっていて、また発作みたいな状態に。のどがガラガラとは違って、ヒューヒュー言うし泣くのも苦しくて泣けない様子。病院にいてよかったとほんとに思った。39度だったので熱冷ましの座薬を持ってきてくれたんだけど「これを入れると一時的には下がるけど、また上がるときにけいれんするかも」って言われて、病院とはいえけいれんは起こしたくなく迷っていたら、なんとか抱っこで落ち着いてまた眠りそうだったので、そのまま抱っこで寝かせたらお昼まで寝ていた。

 「クループ症候群」って聞いたことはあったけど、せきがひどいくらいの認識しかなく。周りの友達も同じ様な認識か、もしくは全く知らないって人も。声帯が狭くなるから犬の様な特徴的なせきがでるとのこと。犬の様なせきって言われても???って感じだと思うけど、本当に犬の様なせきで聞いたこともないものだった。

 ちなみに私が持っている赤ちゃんの病気の本には、クループという病気は載っていなかったんだけど、犬の遠吠えやあざらしのようなせきをする場合は、夜中でも大至急病院へって書いてあったし、呼吸困難や死の危険もある大変な病気みたい。先生には夜中に急になることが多いと言われ、看護師さんには、でも意外と早く治るものだよって言われた。

 お昼ご飯をほんの少し食べて、少し回復。その後もまた3時間ほどお昼寝。よく寝たのと点滴や薬が効いて、発作的なせきはおさまった。夜、だんなさまと病院に来たれっくん。前回ほど悲しむ感じはなくて、一安心。Y君と一緒にご飯食べたり、長い時間遊べるのも楽しいみたいだし。れっくんの事を安心してまかせられるAちゃん達に大感謝。

P1050049.jpg廊下にいっぱいあるマグネットでどれだけ遊んだか。

 そして男性好きなみくちゃんは、談話室でよそのパパに本を読めと持って行ったり、よそのおじいちゃんに遊んでもらったり。でも女性は苦手なので話かけられてもにらんだり。そばにあるエレベーターに乗り降りする人に「ばいばーい」っていいながら手を振るのも何回したことか。

 そして1日遅れで入院してきた、同じ月齢のKくんと退院までよく遊んだ。あまり同じ月齢の子と遊ぶ機会がなかったし、一緒に遊ぶって感じではまだないんだけど、お互いの行動をまねしてみたり、おもちゃを取り合ってみたり。

 3回けいれんを起こしたので、入院中にけいれんの事も調べることに。脳波を調べて「熱性けいれん」なのか「てんかん」なのかという少々怖い話だけど、先生からはたぶん問題ないと思いますが念のためって言われていたので、あまり心配はしてなかった。

 脳波だけかと思ったら、MRIもとるとのこと。どちらも睡眠薬で眠らせて。検査の時間を知らされたのは、検査2時間ほど前ですでにお昼寝に突入中のみくちゃん。今寝ていると睡眠薬が効かないからと起こされご機嫌ナナメ。睡眠薬はベタベタする甘苦いオレンジ色の液体で、薬嫌いのみくちゃんがスムーズに飲めるわけなく、スプーンに乗った液体をじっと見て警戒。お昼ご飯に混ぜたりだましだまし。振り払われて私にかかったり、二人でベタベタ・・。

 なんとか飲んだ後は急激に眠くなり・・。ベッドごと別の階の検査室へ移動。一般の人の待合室とかも通ったし、添い寝で私も寝れるサイズの大きなオリの様なベビーベッドなので、なんか重症にみえるし、あんな小さな子が・・っていろんな人から聞こえた。この頃にはすっかり元気でただ寝ているだけだったんだけど。無事に検査はできたけど、起きてしまったのでMRIはまた翌日に。

 翌日、もう9時くらいから眠いみくちゃんを12時まで寝かさないでと言われ、抱っこしたり、散歩したり、ものすごーく大変だった。入院中に同じ月齢のKくんと仲良くなったんだけど、一緒に遊んでもらえてほんと助かった。でやっとの思いで12時。でも薬がなかなか来ないので聞きに行ったら、検査明日だよって。えええーーー!!!って。この苦労は水の泡で、また明日も?しかも明日は退院予定なのに時間取られるの?って。しばらく待たされやっぱり今日だったとのこと。よかった。

 ご飯も食べ終わってしまったし、飲ませるのが大変だし時間もないし、針のない注射器に入った薬を無理矢理口に。かなりはき出したけど、眠かったのもありぐっすり。検査中に起きてしまったらまた後日だったけど、検査が終わっても2時間以上爆睡していた。薬を飲ませるのも大変だったし、入院中でよかったわ。

 MRIの結果は後日だったけど、どちらも問題なし。でも熱性けいれんを起こす可能性は大なので、けいれんを起こさない様に注意してあげなきゃ。6歳くらいに成長すれば起こさなくなるらしいけど、先は長いわ・・。

 今回も6日目で退院したんだけど、なかなか部屋でじっとできず。ご飯と寝ている時以外は部屋にいなかったかも。ご飯も飽きてきたら、すぐに動きたがるし、点滴は24時間で、制御装置がついているから、動くのも大変。

 点滴の針が抜けない様に、包帯やテープで板もあててしっかり巻いてあるのに、何度もテープをはがしたりするので、ボロボロになってきて、巻き直しに。押さえつけられて大泣きで、看護師さんも格闘してくれたけど、結局一度はずさないとダメな状態に。また刺すときは、タオルとネットで固定で大変だしって思ったら、そのまま点滴をはずしていいことに。1日早くはずしてもらえた。でもこれがトラウマとなり、その日までは先生が来ると自分からお腹出してポンポン(聴診器)してってしていたのに、すごく嫌がる様に。

 ちなみに前回は左利きかもって事で右手に点滴をしたけど、今回は左手に点滴。右手だけでもそれはそれでよさそうだった。

 早く点滴がはずれた分、自由に動ける時間も増え、追いかけるのも大変だった。裸足でもおかまいなしに部屋から出て行ってしまうし。倍のスペースのある個室とかの方がいいのかなと思ったけど、個室のKくんの部屋に遊びにいってもすぐにそわそわして外にでちゃうし、追加払うと余計にもったいないわ。DVDプレイヤーとか持ち込んでいる人も多いし、Kくんのも見せてもらったけど、みくちゃんあまり集中してまだテレビみないし。元気なのはいいけど入院中みくちゃんの気をひくのに疲れた。

 まあそのおかげで、看護師さんにもいっぱい声かけてもらい、私もいろんな人と話をすることができ楽しかったんだけど。

 入院するといかに普段の生活が幸せなのことで、いかに平和ぼけなのかわかる。予防接種の記事にも書いたけど、「ヒブ」や「肺炎球菌」って予防接種の名前って感じで、実際の病気はあまりピンとこなかったけど、入院中は「病気」として存在することを実感。予防できるものなら予防しなきゃと再認識。

 楽しかったとはいえ、前回もここにはもう来ないぞ!って思ったのに行ってしまったし、もう二度と行かないぞ!
 
 退院時にけいれん止め座薬をもらってきた。今後は、37度5分にけいれん止めの座薬を常備してけいれんが起きない様に予防することに。とはいえこの座薬、ダイアップって言うんだけどもちろん市販されていないし、熱冷ましの座薬の様に5個とかまとめて出してもらえるものではないので、使ったら病院にいって常備しないといけないけど、この後3回ほど熱を出した時に使ったけど、私も冷静に対応できるようになった。



                                  

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