病院までは車で10分だけど、とっても長い時間に感じる。途中で降りたかった・・。タクシーなんかとても乗れない状態だったから、だんなさまのいる時でほんとよかった。8時頃、病院について車の中で陣痛がおさまるのをまって移動。この時は1分間隔くらい。入り口前のコンクリートの上でうずくまる・・。
やっと病院内に入ったら、血圧を計ってきてと指示され、また倒れながら血圧計までたどりつく。計測中もまた痛くなったので、計り直しにもなってしまって、もう早く終わってって感じ。血圧計は、待合室にあるけど、日曜日なので人はいない。診察時間で人がいたら、醜態をさらすとこだった・・。
後日、他の子に聞いたら、血圧はベッドの上で測ってもらえたとのこと。
その後も倒れながら戻ったところで、先天性の検査や、耳の検査の説明をされる。有料だから受けるかどうか申し込みをするというものなんだけど、説明の紙を見せられても字が読めないし。高いものでもないし申し込むといって、だんなさまが代わりにサイン。今言わなくてもって感じで、うずくまっていた私。
出産はLDRで。これは陣痛・分娩・回復を1つの部屋でできるもの。よくある陣痛室から分娩室への移動はしなくてもいい。2部屋あるけど、1つは使っていて、もう1つは掃除中とのことで、別室へ。入院着を渡され着替えるように言われたけど動けず、助産師さんに手伝ってもらう。
「大丈夫よー。この痛みは必ず治まるからねー」って。その言葉は救いだけど、これから16時間かかると思っているので、「麻酔をくれー」って思った。16時間に根拠はないんだけど、最初から最後まで16時間かかると思っていた私。陣痛の始まった5時からなのか、今からなのか、そんなことは考える余裕なし。
そしてLDRへ歩いて移動。半分引きずられていた・・。
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